子供を産まない女性は国賊!?なんじゃそりゃ

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 【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】第109回

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昔、飲みの席であるオジサンから、

「子供を産んでない女は国家に奉仕してない国賊だ」

と、ものすごいことを面と向かって宣言されたことがある。

まあ酒の席だったし、そのオジサンも日本酒ですっかり出来上がっていたんだけれども、正面きってそう言われた佐伯は「ハテ」と考え込んでしまった。

 

そうなのか? 子供を産んでない女というのは、本当に国賊なのか?

 

なんでもいっぺん取り込んで検討するのが私の良いとこであり欠点なんだけれども、そこは素朴に疑問を感じたので、感じるままひとつオジサンに聞いてみた。

 

「ねえオジサン、そしたらYSさん(某既婚子ナシの国民的大女優)もそれでいったら国賊なの?」

 

オジサン、ウッと詰まってしまった。オジサンは、その女優さんの大大大ファンだったからである。

「いや、うう、彼女の場合は・・・○×△*」

彼女はトイレにも行かない人なんだから子供なんかいいんだよとかなんとか、とオジサン、今度は南アフリカ共和国における名誉白人のような理屈を持ち出してきたんだけど、まあ要するにオジさんの世代の人たちは、

「働いてない男は×、嫁いで産んでない女も×」

という原理主義が細胞レベルで染み付いてるんだろうと思う。

 

はっきりいって「糞食らえ」である。

 

嫁ぎたかったら嫁げばいいし、産みたかったら産めばいい、どっちもやりたくないならやる必要はない。これが、佐伯の考えである。

「そんなこといって、結婚したくてもできない人だって世の中には大勢いるし、産みたくても産めない人に対して失礼じゃないですか」という人がたまにいるけど、佐伯が声を大にして言いたいのは、

「嫁いでない人のすべてが嫁ぎたいと思ってるわけじゃないし、産んでない人のすべてが産みたいと思ってるわけじゃない。それを、当たり前のようにマイナスと見なすのはどーかしてる」

ってこと。

 

ためしにちょっと想像して欲しい。独身が当たり前の世界にもし生まれていたら、果たしてアナタはそれでもマイノリティになる覚悟で結婚したいと思うだろうか。

子供がいないのが当たり前の世界にもし生まれていたとしたら、それでも出産やら保育園探しやらお受験やらに奔走したいだろうか。

答えが「イエス」なら突き進めばいいけど、右へならえ、がもし動機のメインだったら、ちょっといろいろココロの優先順位を見直したほうがいいかも知れない。

 

佐伯は以前、速読の先生から「あなたが作家になったのはあなたにその縁があったからです」と言われ、「そうかも」と妙にスンナリ納得してしまったことがある。

四柱推命でも佐伯は「文章貴人」という星が二つも入っているらしく、(「奇人」の間違いじゃねえのか? って口の悪い友人から言われたこともあるけど)、どの先生に見てもらっても「文筆業向いてますよ」と言われる。

ようは普通の人より文章に関する縁が多めにあるのだと思う。

その一方で、結婚運とか子供運は薄いと言われ続けてきた。結婚できたのも未だに謎だし、子供に関してはご縁がないなー、と自分でもつくづく感じる。

でも逆に考えてみると、もともとの「ご縁」の上に最大限の「努力」を積み上げ、その上の結果だったら丁でも半でも人生、オッケーなんじゃなかろうか。

 

つまり、精いっぱいやった結果ダメだったら、それはアナタのせいじゃないってこと。

それはただ単にアナタにその「ご縁」がなかっただけの話である。

人生ってやつはまず「ご縁」という軸があり、その周りに「努力」という振り幅が重なって日々出来上がっていっている。

「文才」とか「リズム感」とか「絶対音感」とかはおそらく自分の意志ではどうにもならない「ご縁」。そして、そこに自分の意志でどうにかなる「努力」を重ねていくことで、個々の人生のひらきがだんだん出ていくんだろうと思う。

それでいったら「恋」なんてまさに「ご縁」と「努力」のマリアージュである。「恋」の「ご縁」なんて特に「濃い人」と「薄い人」の差が開きやすいんだから、自分は「薄いなー」と思ったら、お出かけをしてチャンスを増やすなり、数少ないチャンスを狙いすましてつかみ取るなりの「努力」をしたほうがいい。

まあ佐伯は「恋をしてない女は国賊だ」みたいな風潮もイヤだけどね。