彼氏に『エッチな画像を撮らせて欲しい』と強要された時の対処法

【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】 第105回
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はい今日はズバリ、「彼氏にエッチな写真を撮らせて欲しい」と要求されたらどうするか。この、男女交際に必ず(?)ついてまわる根源的な命題について考えたいと思います。

結論から言いますと、「選球眼に自信がなかったらやるな」が佐伯の意見。
というのは、昔と違って今はスマホでなんでもできちゃう便利な時代。写真はおろか音声つきの動画まで、一瞬でYouTubeで配信できるというお手軽さ。

だけど、もし惚れたその相手の男が「超不良物件」だったらどうするのか?
案外わかってない人が多いのでこの場であえて言いますが、これがなにを意味するかというと、
「若気の至りで撮られちまったあんな写真やこんな写真が、相手が秘密を守れない(守らない)人だった場合、まかり間違うと半永久的に世界中に流され続ける」ってことなんです。

何年か前、いろんな女性と浮名を流していた外国の俳優が、いろんな女性との「行為」の画像を流出させてしまうという事件があった。PCが壊れて修理に出したら、そこの従業員にばらされちゃったんだって。彼にとって不幸だったのが、相手の女性のひとりが黒社会のドンみたいな人の奥さんになっていて、哀れ彼はたぶん今でも命を狙われているはずだ。

怖いでしょ?

なのに、そんなとんでもないことがスマホでできるという利便さが、かえってその危険性を見えなくしてるフシがある。

「すぐ消すから平気」とか男は言うけど、嘘でーす。ぜったい消しません。
ただ佐伯は、強要されてつい言う通りにしてしまう女の子の気持ちはよくわかる。
だって、好きで好きでたまらない相手に「遠距離で会えないのが寂しいから」とか「おれのためにそれをしてくれないと浮気するかもしれないよ」とか、あの手この手で脅しをかけられたら、純情な女の子ほど恥をしのんでやっちゃうよ。

それを、その後いろいろこじれて事件になってしまった時に、状況を知らない人たちから「自業自得」とか言われちゃうわけだから、女にとっては百害あって一利なし。やめといたほうが無難です。

これは佐伯の見解だけど、日本人(特に女性)はよくシャイだと言われる反面、実はシャイどころか、性的には世界一大胆な民族なんじゃないかと思っている。

つまり、主体性はないんだけど、エロに対する積極性とか探究心とかが凄まじい。ちゃんと見たことはないが(今度見てみる)日本製エロアニメの世界的な繁盛ぶりを見ても、この国の民族が性というものに対してただならぬ関心を持っていることがよくわかる。

そして多くの女の子はきっかけを待っている。そう、背中をチョイと押してくれる、大胆な男子の登場をひそかに夢見ているのです。

誤解のないように言っておきますが、佐伯は何も「恥ずかしい画像」を撮ることを全否定してるわけじゃない。それが倦怠期のカップルの活性剤になることだってあるし、ゲイジツにはそういうのは不可欠。クリエイティビティに闇は必要です。

かようにデリケートな問題だし、本当にケースバイケースなんだけど、ただ確実に言えるのは、ここでなにより大事なのが「選球眼」の問題だってこと。

つまり、「万が一関係がこじれた場合にネットに流すような相手には許すな」ということです。
いくらSNSで知り合ったからって安心とは限らない。相手が個人情報を提示してるからといって、相手がなにも守るものを持たない場合、そんなものはまったく無意味。これは断言できるけれど、秘密を持たない人間は他人の秘密も尊重しません。

相手が立場のある人間だから大丈夫、なんていうのも疑わしい。なぜなら中途ハンパなクリエイターほど、自分の「戦利品」をやたらと自慢する傾向があるから。

まだすべてがアナログだった頃、佐伯は「最中の声」のコレクションをある作曲家から聞かされたことがある。テープにはそれぞれ彼女らの名前が印字されていて、もうね、コメントできなかった。女の扱いがポケモンカードと一緒。声だの写真だの、男ってどうしてすぐに集めたがるのか。

話がだいぶずれちゃったけど、だから、もしどこか心の隅で信用できない男から「エッチな画像を送れ」とか言われたら、素直にはーいっていって「癒される猫ちゃんの写真」でも送りつけてやればよろしい(やったことある)。もし遠距離恋愛でエッチな声を聞かせろとか言われたら、黙ってグレゴリオ聖歌でもエンエンと聞かせてやればよろしい(やったことある)。ようは男のスケベ心をうまく萎えさせつつ、関係を維持するのが大事。で、もしそれで壊れるような関係なら、最初から相手はあなたをコレクションアイテムとしか見ていなかった証拠です。別れたほうが身のためでありんす、となぜ廓言葉になってるの私?