黒人だから――偏見と体裁が心にブレーキをかけていた。

【インターナショナル★ラブ】第10話

100_7295

―ヒナより―
今回の記事には、「黒人および黒人と交際される方への偏見」について記述しています。何度も書きますが、この恋愛を語るにおいて、外せない内容なので…ご容赦下さいませ。
———————————————————–
好きになるべきじゃない

久しぶりのLEOとのビデオチャット。やはり少し英会話力がついてきているのか、ほんの数分で感覚が蘇ってきました。なかなか楽しくスムーズに進む英会話♪――

「この人、わたしのこと好きなんだな~」と、感じるポイントは今までもたくさんありました。
でもそれが、どういう意味の、どの程度の「好意」なのかわかりませんでしたし、わかったところで、LEOはスリランカにいるし、黒人を恋愛対象として見ることなんて有り得ないことでしたし…。

でも、LEOの撮る写真がわたしを穏やかにしてくれ、LEOとの時間がわたしを成長させてくれている…そう感じていて、できればずっと、こういう時間が、こういう関係が続けばいいな~と思い始めていました。

でもそう思い始めたことを自覚すると、心のどこかでブレーキをかけるのです。
――これ以上深入りしてはいけない。LEOはきっと、わたしのことが好きだ。そのことと正面から向き合わないといけなくなる前に、引くべきだ――
そう本能がいっているようでした。
それは、わたしの黒人へ対する“偏見”からです。

わたしのすさまじい偏見

歴史の授業で習った、人種差別。肌の色が黒いというだけで、奴隷扱い…「黒人=奴隷」だと思ってしまったのかもしれません。「そんな名残が今でもあって、メイドさんとして働く人はみんな黒人でしょ? 貧しい国の貧しい人たち」そんなイメージでした。

そして肌の色だけでなく、顔の造りも原始人っぽいというか…口元がもっこり出ていて唇も分厚く、わたしが思うに、チンパンジーっぽい顔。わたしの苦手なタイプの顔。比較的そういう顔の人が多いイメージでした。
――好きなタイプは福山雅治さんのような、目も唇もシュッとした顔なのです。あ、もちろん、福山雅治さんの声も好きです。あの美声も好きです――
それから…性器が巨大なイメージ。黒人の男性はものすごく立派なモノを持っているという噂は結構有名ですよね…?

わたしが小学校6年生だった頃、家族で室内プールにいったことがあります。そこは透明のアクリルで出来たプールの橋みたいなものがあって、下からプールの底を見上げることができるのです。
そこで遊んでいた、黒人男性2人と日本人女性2人の4人組。それぞれ女性が男性にまたがって、そのプールを横断して遊んでいたのです。――今思い返しても、まさしく“対面座位”な格好
もちろん、外国人ですから(?)濃厚なキスもしたりして…。

その光景を、とても「気持ち悪い」と思い、黒人男性だけでなく、日本人女性までをも「気持ち悪い」と思いました。「公の場、プールでまでそんなにイチャイチャして、スキモノね」と。それからです、やっぱり黒人は気持ち悪い! と思い、そして更に、黒人男性と一緒にいる日本人女性までをも、色眼鏡で見るようになりました。

友人から黒人と付き合い始めたと聞いたときも、正直、なんだかガッカリしショックであったと同時に、「大きいアレが好きなんだ」一瞬でもそう思ったことは確かです。(今でも仲のいい友人です)

わたしはそんな風になりたくない。そんな風に思われたくない。
だから絶対に、黒人を好きなるとか、黒人と付き合うとか、そういうのはあり得ない!
黒人に対する偏見に加え、体裁を気にして、「黒人となんてあり得ない! 白人ならいいけど…!」と子供の頃から強く思っていました。そんな考えが、いくらLEOを素敵な人だと知っても、思っても、恋愛対象としてみることにブレーキをかけていたように思います。

著:ヒナ
———————————————————–
春乃れぃ主催 大人モテLAB
http://harunorei.net/active/