今狙うべきジブリ男子のみつけかた

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さあて、今週は宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」を観た興奮冷めやらぬ間に、我らが「ジブリ男子」について少し思うところをつづってみます。

そもそも、ジブリ男子が嫌いな女子って世の中にいるのだろうか。見た目涼やか、根性あり、なんらかの特殊技能があるので一緒になっても食いっぱぐれない、ここぞとう時には空から海から必ず助けにきてくれ、お腹がすいたらオニギリをくれ、疲れて眠ってしまったらソッと布団をかけてくれ、同性の信望もあつく、結婚したら浮気しない・・・等々。

ここまで読んだ勘のいいアナタならお分かりかと思いますが、現実にはこれそのまんまの男性なぞ存在しません。これすなわち中国の麒麟。想像上の生物です。
だけど、ジブリ男子が世間の女子にあんなにも人気なのは、彼らが男の子の中の「少年の魅力」を100%濃縮還元した存在だから。
だったら話は簡単で、そう、好物件をつかみたければ「ジブリ濃度」の高い男を発掘すればいいわけです。

「ジブリ濃度の濃い男の特徴」

・ライフワークを持っている

 父さんが見たという天空の城探しでもいい、世界に誇れる最速の飛行機の設計でもいい、とにかく、一生をかけてしたい「なにか」を心に秘めている男。

・女の優先順位が二番

一位はもちろん自分の夢なんだけど、それと拮抗するくらいに女に惚れることのできる男。いくら夢が大きくても、家庭崩壊させちゃ意味がない。普段は仕事ざんまいでも、ここぞという時には駆けつけてきてくれ、「じゃ仕事があるから」とまた何百キロの道を戻っていく、というシチュエーションに女は弱い。

・やせがまんができる

非常時に弱音を吐かず、本当は怖くても疲れてても女にそれを見せない男。
女を背負って「大丈夫」と言いながら汗ダラダラ流してる様子を、女はシッカリチェックして加点評価しているものです。

・サプライズプレゼントができる

女は花一輪と10カラットのダイヤを同じ「一点」に換算してしまう生き物。ジブリ男子はそのことを知っているのか、さりげないものをサラリとくれるのが上手。「カリオストロの城」のルパンみたいに、塔に閉じ込められたお姫様に花一輪渡したらそこから万国旗がズルズル、なんて手の込んだことまでしなくても、大阪出張行ったついでに551の豚まん買ってくるとかでいいんだってば。

・一人旅ができる

大自然の中で一人ボケッとする時間を持つ男はいい感受性を持っている。
知らない国の都会でひとり過ごすことのできる男も生きる力が強いとみてよし。

・決して草食系ではない

見た目は限りなく草食系に近いジブリ男子、じつは全然そんなことない。「これぞ」と思った女性がいたらその瞬間に結婚を申し込んでしまったりする。「肉食」というのとも違うし、なんていうのか……食虫植物系?

……と、ここまで「好物件」としてのジブリ男子的特徴をあげてまいりましたが、最後にひとつ大事なことを言っておかねばなりません。

それは「ジブリ男子」というのは「ジブリ女子」を好むという事実。
つまり、見た目が可憐で、我慢強く、他人を思いやる気持ちが人一倍強く、石けんの香りがしそうな清潔感が漂っていて、男が何年留守にしてもけなげに家で待っててくれ、疲れたらひざまくらしてくれ、眠ってしまったらソッと布団をかけてくれ、役割が終わればサクッと自分から消えてくれる。
そう、これぞまさしく「ジブリ男子」の女性版。
だから、人の悪口を言ったり、2ちゃんをチェックするなんてもってのほか。かわいいヤキモチや「激おこ」はOKでも、本格的な嫉妬だのDVだのという生々しいのは論外です。

……とまあ、実践するのははなはだ難しいジブリ的世界なのですが、それでも、あれだけジブリ作品が圧倒的な人気を誇っているのは、誰の中にもああいう「ジブリ的」ピュアなものがきっとあるから。
だったら、自分で気をつけてああいう要素を自分の中に増やしていくってのは、自分のためにも相手のためにも決して悪くないんじゃなかろうか。100%濃縮還元は無理だとしても、世間にはよく見るとああした「ジブリテイスト」をうまいこと取り入れてる女子が大勢いる。彼女たちの部屋の本棚には絶対「グラップラー刃牙」とかじゃなく、「ナウシカ」が全7巻そろってるに違いない。
佐伯の周りには「ナウシカが嫌い」という女子がけっこう多いんだけど、それもきっとナウシカが「美味しいところを全部持っていく女」だからなのだと思う。

ちなみに佐伯がジブリ男子の中で一番好きなのは「千と千尋」のハクです。