『トイレに吠える女!』の話

不倫の恋をしていると辛いですよね
そんな辛い気持ちを否定せずに
優しく受け止めてくれます。


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【ウィークエンドが待ちきれない!第6回】
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ランチ休憩の歯磨きタイム程苦手なものはない。食後に大人数でやんややんやと密室で歯磨きしながら集うなんて本当にたまったもんじゃない。そもそも学生の頃から連れだってトイレへ行くという女子特有の行動にイマイチ馴染めず、単独派だった(当たり前の事なのだが)。そんな“WCロンリーウルフ”生活だった私もハケンを始めてからは、この文化になんとなく参加している。社会で生きてく上でコレは必要なんだと悟ったのだ。

しかし、トイレ程“女の真の姿”が垣間見える場はないと思う。まぁ、出るわ出るわお育ちの良しあしから品格まで。思わず、トイレにはそれはそれはヘビーな現実があるんやで♪とあのヒット曲にのせてハミングをかましてしまうほどだ。

数年前、某テレビ局内へ勤務していた時だった。当時鳴り物入りで入社したアイドル女子アナが確かに用を足したにも関わらず(お食事中の方ご免あそばせ)、手を洗うことなく出て行く姿を目撃したこともあれば、はたまた現オフィスのモテ女の後にトイレへ行くと、フタは上がっている&ペーパーが切れても替えていない&水まわりは汚れているというトリプル技で私の鼻息を荒くさせてくれる。表面がイケていてもこの有様。この現実を世のオス共に拡声器を使ってお耳に入れたいところだが、そこは私とて大人。ぐっと、うっ血しそうなくらい唇を噛みしめている。
いつかバレろっ!もとい、今すぐバレろっ!

トイレはハケン女子にとってオフィス選びの重要な査定ポイントだ。
いくらお時給が良くたってトイレが“いまいち”なら働きたくないという人も多い。顔合わせでトイレ見学を必ずするというツワモノもちらほら。

新宿の巨大ビルで働いていた時に出会った40代の友人もそうだった。青森県出身の彼女は、同じ東北出身ということですぐに気が合った(以下、青森さんと呼ぶ)。
巨大ビルというだけあって、トイレに陽は入るし割とキレイで私には不満はなかったのだが、青森さんにとっては違ったらしい。食後に颯爽と彼方へ消える彼女にそれとなく聞いてみると、
「私さぁ、ここのトイレ狭いしゆっくりできないし、本当に駄目なんだよね~。だ・か・ら、メイク直しに隣の○○ホテルに行ってんのよ!」

へっ!?まじで・・・?と、よーじやの彼女並の私の目ん玉が西川きよし師匠ばりに見開いた。だけど、話を聞いていたらアラフォー女性の青森さんがそこまで絶賛するラグジュアリーメイク直しを一度体感してみたいなと思った。

翌日、社内ランチを一緒にとり、はるばる隣接するホテルへ出向いた。片道だけで5分以上はかかる。昼間の上層階フロアーはそれはそれは静か。誰にも邪魔されることなく、足元ふっかふっかの絨毯の上でメイク直しにいそしんだ。確かに素敵...だったのだが、「ぶっちゃけ往復10分かかるのならば、10分間白目をむいてイスに寄りかかっていたい」と思った。だって、貴重な休憩時間なんだもの(切実)。人の価値観・・高低差ありすぎ。

この出来事がきっかけで、“トイレ絶対キレイ主義!”のハケン友達と飲みに行く際は店選びに神経質な位、気を使っている。いくら名店でリーズナブルだって、店が汚ければ彼女らのテンションがガタ落ちなのが想像できる。彼女たちにとって、トイレの力量はテンションを左右する重要ファクターなのだから。

トイレをクリーンに保つようにしているけれども、べっぴんさんになれる気配ゼロ。
トイレの神様よ、出てこいや~!!(©高田延彦)
あぁ、ウィークエンドが待ちきれない!

〔終〕

著:葉子
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