父と娘①-これって親ばか?-

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近ごろ、父とよく話している。

父は頻繁に電話をかけてくるわりに、言いたいことを言うと「じゃ、ボク忙しいんで」とサクッと切る。
なんて勝手な……と思うけれど、わたしにもまったく同じ血が流れているので、しぶしぶ受け入れている。

のだが、近ごろの父は長電話だ。


というのも、わたしの悩みにアドバイスをするのが楽しい様子。それプラス、わたしの悩みを周囲の人たちに“自慢”するのが楽しいらしい。

わたしの現在の悩み(というほど悩んでへんけど 笑)は2つ。
・今後、どういったものを執筆していくべきか。
・ラジオでのトークがもっと上手くなりたい(+聴取率を上げたい)

これに対し、あーだこーだとアドバイするのがごっつ幸せらしく、また「うちの娘がこんな悩みをもってまんねん。“そっちの業界”のことは、ボクはさーっぱり分からないのにぃー」と“そっちの業界で働く娘”をどうやら自慢しているらしいということに先日気がついた。

なので、ちょっくら聞いてみた。

「もしもわたしがTVに出ることになったら、タレント活動をするようになったら、嬉しい? それともヤダ?」
「嬉しいに決まってるじゃない! 全力で応援に行くよ!(どこにだ) あぁ! ボク、長生きしちゃいそう!」と、テンション鬼高。

――だけど、今は目の前にあるいただいた仕事を1つ1つ丁寧にやって、地道にコツコツが大切だよ。そうすればいつか必ず小さなチャンスが訪れるから、その時にその波に乗ればいいさ。

君は人よりもスタートダッシュが遅いのだから、人の3倍4倍努力しなきゃいけない。尚且つ謙虚さを忘れることなく、応援してくださってる人や仕事をくださる方に感謝して、粘り強く真面目に生きてください。そうすればいつかきっと、君が望むように――

「ん?」
「上沼恵美子になれるんじゃないかな」
「べつになりたかない。憧れてはいるけど……」

分かったこと。
父親は、娘を過大評価してしまう生き物らしい。

LOVEゴリ

著:春乃れぃ
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春乃れぃ主催 大人モテLAB
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写真:©Major in Blue