肉食男子のかわいー娘コレクションにならないために

【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】 第74回

春ですね。この時期「木の芽時」といって、人も虫もいろんなモノが動き出します。
そして、霊長類ヒト科のある生物が活動を始めるのもこの季節。
その名は「ヤリチン」。
いわゆる肉食系男子と呼ばれている人々です。

あったかくなってくると浮気の虫が騒ぎだすのか、この時期、なぜか「押せ押せで来られたんでいいかなー、と思って身体を許したら、その後プッツリ連絡ありません・・・」という話をツクダ煮にするほど聞かされる。
他人目線で話を聞くと、たいてい妻子持ちのヤリチンのポケモンカードにされている。
見てるとヤリチンにはふた種類いて、

1.本能の赴くまま、ただただセックスしたいがために不特定多数の女子にアタックしている(肉体的ヤリチン)
2.なにかしらのコンプレックスを抱えており、自己評価を高める目的でゲーム感覚で経験値を増やしている(精神的ヤリチン)

のふたつ。

肉体的ヤリチンは身体を鍛えていることが多く、みるからにギラギラしてるからすぐにわかるんだけど、意外にわかりにくいのが2の精神的ヤリチン。
なぜなら、2はセックスしたいというよりカード(自分に夢中な女)集めそのものが目的なので、全然ギラギラしてないし、一見「およめさんを探している誠実男子」風にも見えたりする。
そして、1がおのれの性的魅力を武器にガムシャラに迫ってくるのに対し、2はモテるためにはありとあらゆる角度から努力をし、女を落とすセミナーなんかにもマメに通っていたりします。

どっちにしても真面目にお付き合いしたい女子にとっては事故物件以外の何物でもないのですが、もし万が一このタイプを好きになってしまった時の処方箋。

・ひたすら天然でいること

肉食系男子が苦手とするタイプのひとつが「天然系女子」。自分のペースでしか動かない、なかなか自分に夢中にならない。それでいて可愛いし話も面白い、でも、ボクが見たこともないヘンな趣味の世界にひたっている。あの子、いったいなんなんだ? 
この流れに乗せれば上々ですが、忍耐強くないヤリチン男は脈がないとわかればさっさと次へ行くので、もし続けたいならある程度は「その気」をちょいちょい小出しにする必要ありかも。

・こちらも相手をカードにしてしまう

肉食系女子を自称するアナタにはなんといってもこれがオススメ。本命にさえしなければこんなに楽しい相手はないので、レジャー感覚で付き合えるなら相手はきっとエレクトリカルパレードを見せてくれます。

・先人の偉業にならえ

まえに若手スター歌舞伎役者の嫁になった女子アナがいましたよね。出会い方からファッションにメイク、お付き合いの進め方まで、すべてにおいてパーフェクトだったのを今も記憶しています。こういうデータを利用しないテはない。今でもネットで調べればいくらでも情報は出てきます。成功した先人のモデリングは大事。ただし同性には嫌われますが。

なんにしても、いちばん避けて欲しいのが、ヤリチン男のポケモンカードになって時間を無駄にしないでくださいってこと。
使い捨てならまだロスタイムが少なくていいですが、中にはいったん惚れさせておいて何年も飼い殺しにするような悪質コレクターもいる。
だから、そういう悲劇的経験をあえてしたいというんなら別として、何年もそんな扱いを受けてると女はだんだんしぼんじゃうので、どうせ付き合うなら相手を振り回すくらいの覚悟でいったほうがいい。

相手を恋人でなく果たし合いの相手ぐらいに思って刃を交わせば、正直、ハードな相手にも突破口はあるかも知れない。大事なのはなにがあっても自分を粗末にしないこと。挑むこと自体は悪いことじゃないし、人間的成長にもつながると佐伯は思います。ではー。