40歳オーバーの男を手中に収める方法

【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】 第68回

佐伯は男性がほんとうにいい感じになるのは40を過ぎてからだと思っている。
恋愛対象云々以前に、男性が人として実りのある会話ができるようになるのが40歳を過ぎてからだからだ。
その年代になると仕事もだんだん軌道に乗ってくるし、いろいろと責任も出てくるのでそれがその人の味になる。
よって、20代独身女性が下心オンリーで40代既婚男性にレンタルされるとかは別として、人として魅力的な40UP男性からいろいろ学ばないテはないと思う。

その際のいちばんのコツは、どこが彼の「神」な部分なのかをシッカリと見極めること。
「神」と書くとおおげさなようだが、仕事のできる40UP男性、必ずやどこかしら「神」な部分を持っている。これはたとえ彼がドスケベの遊び人であってもそうである。女性を口説いている時の顔と、仕事モードに入った時の戦闘的な顔はほとんど別人。 だから、もしあなたが彼の遊び相手ではなく「特別な人」になりたいんだったら、是非この彼の「神」な部分の一部になってしまうことをお勧めする。

早い話が、彼の仕事に貢献できる「特別な人」になればいいのだ。
貢献といっても、別に彼の仕事を手伝うとかする必要はない。ただ「この子と会うと元気になるな、よーし明日も頑張るぞ」と、相手の男に思わせるような女になってしまえばいい。
男はたいていそうだなんだけど、40UP男は特に「これは遊び」、「これは本命」と女を分別する傾向がある。だから、甘い言葉や完璧なエスコートだけに浮かれていると、あっという間にこの「遊び用」の箱にポイと入れられる。そうじゃなく、会っている時に「アレ? この子、他と違う」というスペシャル感を出すことが、あなたが「本命箱」に入れるかどうかの大切な決め手となる。

以下は40UP男の「本命箱」に入るためのおおまかなコツ。

1.いちいち取り乱さない

40UP男は慣れている。恋愛でもいろいろ経験を積んでいるから、少なくともあなたよりはずっと恋愛についての耐性がついていると思ったほうがよい。さらにこの年代の男性がバカみたいに忙しいことが多い。それをわきまえず朝な夕なとせっせとメールをしたいたり、「どうしてメールの返事くれないの?」なんて噛みつくようでは「本命箱」には入れない。かといって、「ルールズ」とかを忠実に守ってジッと待ちの体勢も×。こんな悠長なことをしてたら忙しい男は去ってしまう。いちばんいいのは相手がフッと時間があく頃合いをみはからって「元気?」と爽やかなメールを送ること。そしてシンプルに「ゴハンでも連れてってよ」と素直に言えたらベストである。

2.上手に甘える

40UPの男は女に教えたいことを山のように持っている。何も知らない女に教育をほどこし、自分の色に染めたいのだ。 だから女の側としては、この部分につけ込まないテはない。
相手の男が自分の中のどの部分を誇っており、そしてあなたにどう聞いて欲しがっているかを徹底的にリサーチすること。それをキチンとふまえた上で「教えて教えてっ」と甘えまくれば、男はプライドと優越感が満たされてあなたにとっても一石二鳥。

3.相手の少年心を引き出す

男はいくつになっても心の中にランドセルを背負った少年を住まわせている。この少年を引きずり出し、彼のメーテルになってしまえばいい。
男も40UPになってくるとなかなかこの少年が出ずらいのだけど、この少年、決して死に絶えることはないので、いかにこの少年に出てきていただくかがキモとなる。その場合、この少年をおびき寄せるための餌は「趣味」である。
たとえば彼が筋金入りの軍事オタクだったなら、さりげなくその話をふって徹底的に聞き役にまわる。相手が三度の飯よりも映画が好きな男だったなら、「あなたの好きな映画について語って」とさっと話をふってみる。そしてニコニコ笑いながら最後まで聞くことができれば、大抵の男はテツロー少年の目をしてそのまま999に乗り、機械の身体をタダでくれる星まで一緒に行ってくれるのである。

・・・とまあ、いろいろと40UP男性と付き合うコツを書いてきたのだけど、くれぐれも既婚男性のエサになって終わるのだけは避けて欲しい。むしろこっちがコヤシにするくらいの気概をもって臨めれば、人生、人との関わりによって損することなんてひとつもないのよ、です。