不倫の心理を知ってサレ妻も愛人も人生を変えるチャンスにする方法

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不倫に関する相談を多くうけている心理カウンセラーの大塚統子さんに、不倫の色んな心理について教えていただき、最終的に不倫をサレた妻や不倫をしている愛人みんなが幸せになるためにはどうすればいいのか?ということについて教えていただきました。

不倫の心理を知ってサレ妻も愛人も人生を変えるチャンスにする方法

【大塚さんのお話】

妻の妊娠中に浮気する男性の心理

妊娠中の女性は体調が変化していきますし、感情も不安定で、人に優しくする余裕をなくしやすいです。つい、『これやってよ』『なんで●●してくれないの』というような発言が増える時期でもありますし、セックスレスもおきやすい状態です。

そんな時に、『●●さんって素敵ですよね』『●●さんって優しいですよね』などと言ってくれる可愛い女性があらわれると、浮気のもとになりやすいです。

単純に、セックスレスが原因で他の女性を求めるというよりも、奥さんとの心のつながりが希薄になってしまうことが問題です。

奥さんは、妊娠中はホルモンバランスも崩れて余裕がなくなって、旦那さんにわかってほしいと望みますが、旦那さんにだってわかってほしい気持ちがあるのを忘れないでいられるといいですね。

既婚男性が思わせぶりな態度をとる理由

「既婚男性が思わせぶりな態度をとる理由が知りたいと思う、女性の状態も気になります。

例えば、女性の恋愛経験が少ない恋愛ウブな状態だと、『●●ちゃんかわいいね』と言われるだけでも、自分が特別に思わせぶりな態度をとられていると思うことがあります。

もともとその男性がどんなコミュニケーションをとる人なのかは客観的に見極めてほしいです。他の大勢の女性にも『●●ちゃんかわいいね』というタイプの人であれば、それは思わせぶりな態度ではなく、その人のコミュニケーションの癖です。

ちなみに、いろいろな女性に愛想よく、優しくふるまう男性には、『女性を幸せにしたい』心理があるかもしれません。例えば、母親が苦労しているのを見て育ち、女性を笑顔にしたいという強い思いが態度として出ているなどの場合です。この場合、女性を喜ばせるようなリップサービスが増える傾向があります。

他の人が一緒にいる時に、思わせぶりなことを言う場合と、二人でいる時に思わせぶりな事を言うというシチュエーションの違いでも意味合いが異なるでしょう。

既婚男性の場合、結婚している立場があるので、恋愛感情は隠したいものです。みんなの前で『●●ちゃんかわいいね』という時は、深い意味があるわけではないことが多いと思います。二人きりの場面でこっそりささやく時の方が、アプローチしたいという意味合いが強くなります。

既婚の会社の上司がlineで甘えて来る心理

普通だったらセクハラになりますよね。lineでそのようなメッセージを送ってくるというのは、『そのくらいのことを送っても受け入れてもらえる』と思われているということです。下心込みでしょう。二人だけの状態の時にこっそり口説きたいのと同じような心理状態だと思われます。ただし、相手が真剣か遊びかは見極めが必要です。

既婚男性が好意がある女性にとる態度

「人には愛し方のタイプがあって、大まかには視覚的なタイプ・聴覚的なタイプ・触感的なタイプの3つのタイプがあります。女性は手を握られたり、抱きしめられたり、触感的な行為に愛されていると感じやすい方が多いです。一方、男性は、視覚的なタイプが多いので、プレゼントを贈るなどの目に見える行為で愛情表現する事が多いです。」

既婚者に片思いをする独身女性の特徴

「よくあるケースは、子供を産むことに抵抗がある女性のケースです。自分が子供をもつ・産むことに不安を持っている人は、相手が既婚者なら子供を求められないので、無意識的に既婚者を好きになりやすいようです。

また、自己価値が低いタイプの女性、『こんな私なんて誰にも愛されない』と思っている人が、既婚者に優しくされて恋に落ちるということもよくあります。

年齢差がある恋愛も多く、男性側に経験がある分、若い女性の不安定さを可愛いと思えるくらいの余裕があるので、需要と供給のニーズが合うのでしょう。

年の差不倫の場合の独身女性の心理には、昔父親から得られなかったものを、不倫相手に満たしてもらっているケースが多くあります。

本当は父親を頼りたかったけれど頼れなかった人が、頼れる上司に相談しているうちに、魅力を感じて恋がはじまるというようケースです。

また、父親との心理的な距離が遠くて、距離が遠い状態が、自分を愛する男性との適正距離と誤解しているケースもあります。

既婚者との恋愛、超多忙な仕事でなかなか会えない彼、病気や借金などの問題を抱えた人など、自分と相手の間に困難がはさまる恋愛をするのも、愛する人との間に障害を置いて距離をとる心のパターンが背景に隠れていることが多いです。

変な話ですが、自分を愛する男性との距離は遠いのが当たり前と感じていると、距離や障害のない幸せな恋愛の方に違和感をもつことさえあります。距離や障害がある恋愛を繰り返しているのなら、心のパターンを変えることに取り組むと、恋愛のパターンも変えていけるでしょう。」

会社の既婚の上司を好きになる独身女性の特徴

「自分が知らないことを知っていて、決断力も行動力もある上司は、素敵な男性に見えるでしょう。会社は公的な場所ですから、上司は嫌な面を部下には出さないようにして紳士的にふるまいます。仕事ができて紳士的で素敵な男性が近くにいて、毎日のように会っているわけです。心がときめくのも不自然ではありません。

心理的には、上司と部下の関係は、面倒を見る人と面倒を見てもらう人の関係になりやすく、父親との関係性を重ねやすくなります。私たちは思春期以前の子供時代に、父親が大好きだった心理経験をしています。上司の中に、理想の父親像を感じると心惹かれるものがあるようです。」

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浮気性で浮気がやめられない人の心理

「浮気性で浮気がやめられない心理は、『自分は一人の人にずっと愛してもらえるはずがない』というものです。『自分が愛する人はいつか離れていく』と思っていて、だから保険をかけておきたい、自分を愛してくれる人を複数置いておきたいという行動になることが多いです。

また、『みんなを助けたい』という思いが裏目に出て、浮気性になるタイプの人もいます。みんなを助けてあげたいと思っているので、不幸そうな顔をしている人がいると、自分が何とかしなければと放っておけません。結果的に、彼女がいるのに、別の女性にちょっかいを出すことになり、浮気性と言われてしまうのです。

このタイプは、みんなを幸せにしたいのに幸せにできないので、次こそは幸せにしなきゃとチャレンジするのですが、自分の浮気で相手を不幸にすることを繰り返し、誰一人自分のお陰で幸せになった人がいないという結果を招きます。実は浮気した本人も非常に辛い心理状態なのです。

助けたいのに助けられないと無力感を抱えるタイプは、元をたどると、母親を助けたかったのに助けられなかったと思い込んでいて、女性を助けられないパターンを再現するケースが多いです。」

不倫をサレた人も不倫をしている人も幸せになるために

「不倫の問題は、関係者全員がより幸せになるために起きているという考え方があります。

心の状態の観点からは、不倫をしている旦那さんだけが悪いのではなく、不倫をしている女性が悪いわけでもなく、不倫をしている夫・相手の女性、そして不倫をされた妻の全員に、もともと乗り越えるべき課題があって、それが不倫を引き起こしていると考えられます。

不倫をされた妻の立場では、悲しいし、悔しいし、裏切られた気持ちで辛くなると思います。夫を責める気持ちが、何度も湧き上がってくることでしょう。

でももし、夫とやりなおしたいのであれば、あるいは、離婚して次に幸せな恋愛をしたいのであれば、何かしら向き合う課題があるようです。

例えば、こんなふうに考えてみてほしいんです。『もし夫が浮気をしなければならなかったとしたら、なぜ?』と。夫に感謝を伝えていたでしょうか。夫の気持ちを思い遣れていたでしょうか。依存しすぎていなかったでしょうか。逆に、夫に甘えずに夫にさびしい思いをさせていませんでしたか。素敵な女性でいることをサボっていなかったでしょうか。あるいは、充分過ぎるほどがんばったあなたにふさわしいパートナーは、彼ではなかったのかもしれません。

本当はお互いに満足できない何かがあるのに、そのことに気づかないまま数10年たってしまったら、熟年離婚しかない状態になってしまいます。不倫問題をきっかけに、二人が向き合って本音をぶつけて状況を好転させていけるのなら、自分の人生をよりよくするのに必要な出来事が起きているととらえることもできるでしょう。

浮気をした夫も、不倫をした女性も、それぞれになにか心のなかに乗り越えるべき課題を持っているので、不倫が起こることが多いのです。この不倫問題をきっかけにして、自分の心の奥に潜んでいる課題について考えてみると自分の成長につながると思います。

ダブル不倫をしている女性は、夫との間に感じている不満を、夫の代わりに不倫相手に埋めてもらっていないでしょうか。不倫相手の彼がやがて去ってしまうのではないかと不安を感じていないでしょうか。この先何も変わらないとあきらめていないでしょうか。ヒドイことをしていると、自分を責めていないでしょうか。

自分が本当に望むものを認め、それを手に入れることを自分に許し、誠実に行動していったなら、自分が変化して苦しい状態を脱出しやすくなるでしょう。」

無関係なのに不倫を罰しようとする人の心理

「まず、過去に浮気された経験がある人、両親が不倫をきっかけにもめていた人などが、不倫を敵視する気持ちは理解できるでしょう。例えば、父親の不倫が原因で母親と不仲だった経験から、父親に対して怒っている人が、その怒りを目の前の不倫をしている人にすり替えてぶつけているケースです。

本当は別の人への怒りをその人を連想させる人にぶつけてしまったり、不倫をされた心の痛みを持つ人が“不倫”という言葉や出来事に攻撃的になったりするということがあるでしょう。

他には、自分は我慢したのに、好き勝手している人を見ると攻撃したくなる心理というのもあります。例えば、『私はまっとうな恋愛をしようとすごく頑張っている。なのにうまくいかない。唯一愛してくれるかもしれなかった既婚者との恋愛を私は我慢した。なのに、あの人たちは何をやっているのよ。間違っている!』と腹が立つ、と感情をぶつけるケースもあります。

もう一つ別のケースとしては、正しさに反応しているいうことがあります。不倫では法的な善悪がはっきりしているので、『それは正しくない。アイツは悪い。』と言いやすい案件です。心の状態では、それぞれに事情があるから不倫になっているのですが、法律的にはNGなことが明白です。正論で人を攻撃しても、『間違っている』とは言われない案件なので、発散したい攻撃心が不倫している人たちに向けられやすいと考えられます。

心理的に見ていくと、『自分は悪い』とか『自分は間違っている』などと心の奥底で思っているからこそ、理論武装をして『自分は正しい』と言いたくなる心理が隠れているでしょう。本来、人をたたくことが良いこととは思っていないのですが、たたかずにはいられない心理があるわけです。

自分を否定する気持ちが強くあって、正しくない人を攻撃する人の心理は、『誰かに私は悪くないと言ってほしい』という心境かもしれません。

自分を否定する力が大きいほど、人への攻撃も激しくなる傾向があります。そのため、周りからは『なんでそこまでひどい言い方をするの?』と言われたりします。そうすると、また自分が否定されたと思うので、なおさら自分より悪いことをしている人を見つけて攻撃せずにはいられなくなってしまうのです。これもまた苦しい生きかたになります。

必要以上に不倫を叩かなくてはいけない人の心にも、心を楽にしていくための課題があるのでしょう。

2016年は不倫をした芸能人が活動自粛に追いやられる報道が多かったので、不倫をされた妻側の立場の人は正しさで攻撃をしやすかったでしょう。

一方、不倫相手側の立場の女性たちは、たたかれる立場の人と自分を重ねて、苦しくなった人も多いと思います。『私の気持ちは誰にも言えない。自分はこんなにも悪いことをしている。』と自分を責めるし、人を好きになる自分の気持ちを隠さなくてはいけないと思った人も多いと思います。

人を好きになる気持ち、人を愛そうとすることは悪いことではありません。ただ、既婚者との恋愛にこだわってしまう、『この人でなければ』と執着してしまう、『自分が悪い』といつも罪悪感を感じているなど、心の課題が引き金となって不倫問題が起きているのなら、心を扱うことで恋愛パターンも、心のあり方も、変えていくことができることを知っていただければと思います。