主婦がダブル不倫に走る理由

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あれほど、結婚したいと婚活をして結婚をしても、結婚後に不倫に走る主婦がいる。主婦の不倫の心理について、心理カウンセラーの大野さんに教えていただきました

主婦がダブル不倫に走る理由

既婚女性が恋愛をする心理ついて大野さんにご説明いただきます

【大野さんのお話】

不倫妻は自尊心を取り戻す為に不倫をする

「既婚女性の浮気のきっかけのひとつになるのは、『女としてみてもらった瞬間』です。夫からはもうすっかり女扱いしてもらったことがなく、いつのまにか『お母さん扱い』されていることにさみしさを感じる女性は多いのです。

もともとはどんなに仲良し夫婦であったとしても、妻は家事や子育てに追われ、夫は仕事に忙しく、だんだんと相手を思いやる余裕すらなくなっていくこともあります。すると、『私の人生はこのままでいいのだろうか?』という疑問を感じてしまう女性は少なくないようです。

女性は心のどこかでは、『ひとりの女性』という存在としてみられたいという気持ちがあります。それは年齢問わず、いくつになってもそうなのです。

そんなとき、浮気相手の男性は、子持ちの女としてではなく、ひとりの女性として既婚女性を扱います。これは、夫からはもらえなかったものであり、自分でも忘れかけていた女である感覚を思い起させるので、たちまち相手の男性に惹かれていくようになります。

既婚女性にとっての不倫は、『女としていられる時間』に価値があるといっても過言ではないのでしょう。夫に足りないものを満たしてくれる不倫が、既婚女性にとっての自尊心を取り戻せる場所になっていることが多いようです。

ですが、既婚女性が離婚を考え始めたときには、そこに大きな壁が立ちはだかることがあります。離婚をするということは、今まで夫が満たしてくれていた分がなくなることを意味するからです。

夫からは生活の安定をもらい、浮気相手からはロマンスをもらっている。夫からは子供の母親である幸せをもらい、浮気相手からは女としての喜びをもらっている。

本当はその両方が結婚生活の中にあったらよかったのですが、それが手に入れられなかったことが既婚女性の不倫をする理由でもあるのです。両方あってちょうどいいのですから、そのどちらも失いたくないとなると、なかなか抜け出せず長期化しやすいのが既婚女性の不倫の特徴です。」

夫とセックスがあってもダブル不倫に走る主婦

「『仲睦まじい夫婦だったあの人がなぜ不倫?』というような場合、無理をして『いい人』を演じていることが原因で不倫にハマり込むことがあります。

普段から子供を大声で怒るようなこともなく、嫁姑の関係もそつなくこなし、夫の前でもニコニコと明るくしている。普段から家事を丁寧にこなし、周りからの評判もよく、ママ友も多く、夫婦仲もよくて、みんなから好かれるとてもいい人。

このような人だからこそ、心のなかに大きなしんどさを抱えてしまっていることが少なくありません。『私は大丈夫』『まだまだ頑張れる』というのが口癖で、少々しんどくてもそれを表に出すことが苦手なタイプです。

いつも笑顔で明るいので、夫も自分の妻をいい妻だと思っているし、自分の妻はそんなに深く悩み込む性格ではないだろうと思っています。

ですが、ここには密かに、『頑張りすぎる妻』と『それに気がつかない夫』という関係性が出来上がっていて、静かに深い溝ができあがっていきます。すると、外向けにはいい顔をして、しんどい感情はひとりで抱え込んでさらに無理をするようになります。

本人がそれを自覚できればいいのですが、もうすっかり身についていることなので、なかなかそれには気がつけません。表面的なお付き合いもそつなくこなすので、周りの人もそんなしんどい気持ちをため込んでいるなんてことは、これっぽっちもわからないのです。

ですが、いつでも『本当の私をわかってもらえない』というような気持ちを感じていて、時々むしょうに家出でもしてみたい衝動にかられることがあります。そうすると、ある時ふと、糸の切れたタコのようにふらふらと不倫にハマり込んでしまうことがあるのです。

『え?あの人が?』というようないい人がする不倫というのは、ストレスからの逃げ場所を求めてのものですので、その場限りの行きずりの関係というものありうるわけです。

そんなときの不倫というのは、普段の自分とは違う大胆な自分に変身できることで、ストレスを解消しようとしています。逃げる場所がないと、ネットショッピングなどの買い物依存、お酒やたばこに依存することでストレス解消しようとする人もいます。」

新婚の若妻でも不倫をする心理とは

「結婚したからといって、恋をしたい気持ちがなくなるわけではありません。いつまでも恋心を持っていたい女性はたくさんいます。

結婚して夫婦関係が安定してくると、夫にはトキメキを感じなくなります。結婚前の夫は男ですが、結婚後の夫は家族に変わってしまうからです。

結婚生活というのは、お料理やお洗濯などのひじょうに現実的なことによって一日が成り立っています。そこには非日常的なロマンティックな雰囲気はほとんどないのです。

そうすると、つい「独身時代は、自由でよかったな」なんて思い出してしまうのです。あの頃は好きなように恋愛ができたし、自由に男友達と遊ぶことができましたが、人妻になった今はそうそう勝手なことができるわけでもありません。

妻になったとたん、男性は女性のことを家族として見るようになり、ひとりの女性としての扱いをしなくなっていきます。『釣った魚には餌をやらない』ということわざがありますが、付き合う前は必死にアプローチしてきたのに、結婚したとたん手のひらを返したようにそっけない態度をされることがあるのです。

結婚前はいろいろな男性がちやほやしてくれたし、恋人時代の夫は自分になんでもしてくれたのに、結婚したとたんに料理や洗濯に追われる毎日になり、『こんなはずじゃなかった』と思うのです。

『独身時代のように私を大切にしてくれる人と一緒に過ごしたい』そんな気持ちがあると、新婚でも不倫に走ることがあるようです。」

というのが大野さんのお話でした。