婚外恋愛の心理を分析 妻の不倫はなぜ起こるのか?

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婚外恋愛というのは、独身と既婚の不倫の事を指すよりも、一般的にダブル不倫とよばれる既婚者同士の恋愛を指すという事が多いです。

女性の場合は、結婚を夢見て婚活をしてまで結婚をする人もいるのにも関わらず、なぜそこまでしてつかんだ結婚に対して、今度は自ら不倫をするのでしょうか?

このような妻の不倫の原因をはじめ婚外恋愛について、心理カウンセラーとして人気の大野愛子さんにお話をお伺いしてみました。

婚外恋愛の心理を徹底分析

【大野先生のお話】

婚外恋愛はなぜ起こるのか?

「既婚者同士の婚外恋愛にはしがらみや制限が多く、悩み多き恋ではありますが、じつはそこには隠れたメリットがあるといわれています。それは、『お互いの家庭という領域を荒らさないこと』。これは暗黙のルールのようなものです。

 そのため、お互いに夢中になりすぎることもなく、適度に割り切った関係でいることもできます。夫婦関係のようにお互いの嫌なところも目につかないので、良いところだけを見つめあって一緒にいることもできます

 不倫相手に会えない時間があったとしても、自分の家族と一緒にいることで気を紛らわせることもできます。既婚者同士の婚外恋愛はいいとこどりのできる関係でもあるのです。」

不倫願望がでてくる理由

「不倫の多くは、不足原理に原因を求めることができます。妻からもらえないものを他の女性から、夫からもらえないものを他の男性からもらおうとする心理のことです。

たとえば、長年連れ添った奥さんは、子供ができたり、家庭の主婦としておさまってしまうと、ひとりの女性というよりはお母さんのような存在として、男性の目に映るようになります。すると、心理的に恋人がほしくなり、家の外にそれを求めるようになります。

 奥さんが子育てに夢中になっているさみしさを、外で紛らわそうと別の女性を求めるケースも多いですね。逆に仕事にばかり夢中になっているご主人にかまってもらえないさみしさから、奥さんのほうが外に別の男性を求めるケースもあります。

 その他には、夫婦間のセックスレスの問題やケンカの多さが浮気を作る場合もありますし、このような不足原則にはたくさんのケースがあります。つまりは不倫願望がでてくる理由は、なにかが不足していることにより、崩れかけている夫婦関係が土台になって起こってしまっている現象だともいえるのです。」

 妻の不倫はなぜ起こるのか?

「既婚女性の浮気のきっかけとなるのは、『女としてみてもらった瞬間』です。最初はどんなに仲良し夫婦であったとしても、奥さんは子育てや家事に夢中になり、ご主人は仕事に忙しくなると、お互いに自分の役割や責任を果たすことで精いっぱいの毎日になります。 

そんなとき、『家事や育児に追われているだけの私ってなんだろう?』という疑問を感じてしまう女性が少なくないようです。

ご主人からはもうすっかり女扱いをされなくなり、いつのまにかお母さん扱いされ、ひどくなれば家政婦扱いされているようで、さみしさを感じる人は多いのです。

ご主人にとっては、妻であれ母親であれ、どちらも大切な存在であることには変わりがないのかもしれません。でも、女性は心のどこかでは、『一人の女性という存在として見られたい』という気持ちがあることには変わりがないのです。これは年齢問わずいくつになってもそうなのです。

そんなときに、浮気相手の男性は、既婚女性のことを子持ちの女としてではなく、ひとりの女性として扱います。これは夫からはもらえなかったものであり、自分でも忘れかけていた女を思い起こさせるので、たちまち相手の男性に惹かれていくようになります。

割り切ったつもりで始めたものの、実際には簡単には抜け出せなくなるのがダブル不倫の婚外恋愛です。頭と心の切り替えがスムーズにできない人は、やはり夢中になってしまうものです。

とくに女性は男性よりも嫉妬心が強いため、不倫相手にのめり込んだときには、不倫相手の妻がどんな人であるのかについて興味を持つようになる人もいます。

こっそり不倫相手の家に行き、ベランダで洗濯物を干している奥さんを遠くから眺めるというような行動をとったり、彼に夢中になりすぎて仕事が手につかなくなったりするのは、だんぜん既婚女性のほうが多いのです。

そのような嫉妬心が出てくると、関係性に陰りが見えてくることが多いようです。嫉妬の炎の温度は女性のほうがずっと高めであるということを覚えておくと良いでしょう。」

というのが、大野さんのお話でした。