恋愛作法フランス流「恋の楽しみ方」

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 フランス人は蝶の羽ばたきのような「恋」を楽しみます。無理な「恋」をしませんし、我慢をすれば報われるなんていう考え方もありません。 

 恋は扱い方と真偽の見分け方が判れば、必ず愛に変化します。

◆フランス流恋愛

 フランス人はオムツが取れたら、「自分」が誰かを好きに成る練習をします。そこで「自分は自分」を徹底的に覚えます。愛がちらほら姿を変えたり、ある日突然無くなる感覚も体験で覚えます。愛の天敵は退屈です。

アモール(愛)は自分に自信が有るときに現れる現象です。自分に自信が有ればニセモノの愛に引っかかりません。

 フランスでは仕事ができる男は恋をされ、女は自分の人生に退屈してるときに、恋愛を求めると言います。

◆好かれている自信

 恋は相手と一緒に居ると自分が楽しい、嬉しいというポジティブな自分の実感からスタートします。自分も相手もお互いに笑顔、気分が楽しい瞬間の意識の確認を繰り返し「恋」が生まれます。

この一人の「恋」がお互いの「恋愛」に成長する為に一番大事なのは気分です。相手に興味が有り、楽しい、清々しい、心が広くなる、背筋がすっと伸びる誇らしい気分が「恋愛」です。このとき、何も話さなくても喜ばしく、黙っていても相手の存在が感じられ、自分は自分であるという「自信」が強化されます。だから、一人に成る事が恐く有りません。

◆恋を殺す言葉

  相手に告白を求めたり、ずっと一緒に居ようね、そう言ったじゃない、と逐一確認するのはタブーです。恋はこの言葉で息絶えます。

だって相手が言葉で確認してくれないから不安なの、と訴える人の前では「恋」は色褪せ、生命力を失います。

 相手の心に自分がどう映っているのかを探し始めたら「恋」は終わり。恋は生もので腐った瞬間、異臭を放ちます。

 言葉尻を捉える会話、猜疑心や疑心暗鬼や嫉妬の感情が出ると、猫背になり視野が狭まります。フランスではそうなった瞬間に恋愛はゲームオーバー。

 心に一人に成りたくない恐怖が生まれたとき、何とかして誰かと一緒に居ようとします。それが何時も一緒に居ようね、という言葉の意味です。責任を負いたくない、病人が一人で居たくないのと同じ精神状態です。

 これは相手が好きだから出る言葉ではなく、恐怖から来る感情なので相手は誰でもかまいません。相手は敏感に「負」の悪臭が出ている人から遠ざかろうとします。

 フランス人にとって恋は必ず楽しいものでなくてはいけないのです。そうでなくなった瞬間に恋を終わらせます。

◆ひと言

恋愛は先ず一人に成れる「自分」から。自分の為に相手をコントロールしようとした時、恋愛ゲームは幕を閉じてしまいます。