不倫でも慰謝料を払わなくても良いのはどんな時? 

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今回は、不倫をしている独身女性が、既婚者の男性の奥さんに慰謝料請求されたときに、払わなくてもいい場合もあるのか、みずほ中央法律事務所の三平先生にお伺いをしてみました。

「夫婦というのは基本的に貞操義務があるのですが、夫婦関係が破綻していればそれは解除されます。つまり籍はいっているけれども、実質離婚しているような状態の場合は結婚が破綻してると認められて、慰謝料を支払う必要がなくなる時もあります。

たとえ別居していても、片方が戻りたいといっていてもう片方が戻らないという状態は破綻にはなりません。簡単に何年別居していれば夫婦関係の破たんが認められるか、というのは難しいのですが、大体5年から10年ですね。

奥さんが嫌がらせで離婚届に判子を押さないなんて事もあります。裁判所が離婚を認めるのが大体別居して5年とか10年ですが、男性に愛人がいる場合、ペナルティーでもっと増えて別居期間が15年とか20年くらい必要になりますね。別居していても、その間は婚姻費用を払い続けなくてはいけないという義務が発生します。

夫婦になった時点でお互いに扶養の義務が発生するので、収入に差があると大変ですよね。家庭内別居は夫婦関係の破綻として認められないです。

また、独身女性の側が、男性が既婚であることを知らされていなかったという場合も慰謝料の支払いは発生しません。」

とのことでした。

結論不倫で慰謝料を払わなくてよいのは

  1. 20年別居など長期にわたり別居をしていて夫婦生活が破綻してると裁判所が認めた
  2. 彼が既婚という事を知らなかった

この二つが慰謝料を払わなくてよいパターンになります

ただ、同じ社内となると、既婚者であることを知らなかったなんて事はほとんど通じないので、社内不倫の場合は既婚を知らなかったというのは厳しいですね。

インタビューした人:三平聡史弁護士について