幸せ女子になるために必要なたったひとつのこと

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仕事で韓国に行ってきました。

向こうで国籍問わず、たくさんのバリキャリ女性を見たんですが、彼女たちを見ていてふと佐伯が気がついたことがあるので挙げておきます。

 

・とにかくプロ意識が高い

・なのに、心の中にはひそかにランドセルしょった女児を飼っている

 

これは日本でもまったく同じで、仕事でもなんでも「やるからにはちゃんとやらねば」という意識の高いオトナの奥に「遊びたいよう」と叫ぶランドセル女児を住まわせている女性がとっても多い。

 

女性だけの職場で長年働いていたせいか、佐伯、とにかくバリキャリ女性を見ると「ハテ、この人の中のランドセル女児は今どうなってるんだろう」と覗くクセがある。

 

その子が笑っている場合、その女性もまた大抵いい感じ。

だけど、その子が暗い表情をしていたり、泣き顔や怒った顔をしている場合・・・その女性も常にイライラなので、なるべく近づかないようにしておりました。

 

ところが、このイライラしてる女性が突然、いい感じになることがある。

見ると、昨日まで不機嫌そうだったランドセル女児が、一転してニコニコ笑っている。

 

昔勤めてたアパレルの会社で、なにかあるごとに佐伯にやたら突っかかってくる女性・Aさんがいた。

Aさんの口癖は「あなたにはプロ意識が足りません」で、わりと真に受けるタチの私は随分悩んだものだった。

 

ところが、このAさんがある時期から、ピタッと私にそれを言わなくなった。

そしてそれから数か月後、Aさんが結婚退職するという発表が。

お相手はときどき本社から視察に来ていたイケメンの男性。そういえば、その彼が来るたびにAさん、いそいそと応対に出ていたっけ。

 

Aさんの送別会の帰り道、職場の皆で銀座通りを歩いていたら、ふと私の隣にAさんがいる。なにを話しかけてくるでもなく、ただジーッ並んで歩いている。

うわーどうしよう、気まずいなあ、と思ってたら、Aさん、前を向いたまま私に言った。

 

「あなた、私のこと、軽蔑しているでしょう?」

 

ハ? とその時は本当に、その台詞の意味がわからなかった。

だけど今考えればAさん、たぶん私がこう思ってると勘違いしてたに違いない。

 

「さんざん人にあんなにキャリアだプロ意識だとハッパをかけておいて、イザ自分に男ができたらけっきょく戦線離脱かよ」

 

正直、佐伯はそんなこと、一ミリも思ってなかった。

だって、どんないきさつがあろーが人間、職場の上司は上機嫌のほうがいいに決まってるんである。

 

かように、バリキャリの権化に見える女性が結婚した途端、スコーンと専業主婦におさまってしまうことはよくあります。

バリキャリの先陣を切ってるような女性が「本当は専業主婦になりたいのよ」とこっそりこぼすのを聞いたこともある。

かと思えば、ユルユルダラダラとロクなビジョンもないまま、漫然と仕事しているように見える女性が案外、結婚しても子供ができても淡々とキャリアを積んでるケースもある。

 

バリキャリっていったいなんなんだ、と思うのはこういう時なんですが、結局、バリキャリってのは「人種」ではなく、「状態」を指す言葉なんじゃないかと思います。

同時に思うのは、私たち女性は今、

 

働く/働かない、

結婚する/しない、

産む/産まない、

といった、

セーフティネットのない無法地帯にドーンと放り込まれてしまっている気がする。

だから、そこで互いの見地からアレコレいっても、泥仕合に終わるだけ。

そしてこの現象は私が20代だった頃に較べ、ますます深刻化しているのですが、ここまで事態がこじれている以上、もはや「誰かがなんとかしてくれるだろう」はない。

決め手はやっぱり個々の裁量で、「心の中のランドセル女児」をどう扱うか、にかかっているのだと思います。

見てると、このランドセル女児のあしらいに長けている人ほどうまくやってる。

これはたぶん、そういう人は自分の中の女児の求めにきちんと応じ、彼女が欲するものをちゃんと与え、常に機嫌をとってあげているからなんだと思います。

インナーチャイルドとか、ホ・オポノポノとか、いろんな言い方があるようだけど、結局、言っていることはたったひとつ、「自分の本音に正直に」じゃないかと。

 

ちなみに、最近の私の中の女児の要求は「毎日ハーゲンダッツのアイスクリームが食べたい」なので、早くそのブームが終わるよう、ひたすら日々祈ってます。