本当のモテ女子が読むモテ本とは。

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少し前に「聞く力」という本がベストセラーになっていたけど、老いも若きも男も女も、ほとんどの人は話を聞くより聞いてもらいたい生き物

 

佐伯の身近にすごいモテる女の子、I子ちゃんというのがいるんだけど、彼女、決してとびぬけて美人じゃないし、スタイルもごくフツー。見た目は「ムーミン」のトゥーティッキとくれば、どんなんだか、なんとなくご想像いただけると思います。

でもこのIちゃん、名だたる美女を押しのけ、先日、ひともうらやむものすごい好物件とめでたく結婚してしまった。

そんな彼女の生涯の書はミヒャエル・エンデの『モモ』だという。

『モモ』を読んだことのない人は今すぐに読んだほうがいい。

あれは児童文学にかたちを借りた、モテるためには女はどうあればいいか、があますところなく書かれたバイブルですから。

簡単に説明すると、モモという女の子はこんな感じ。

・髪がモジャモジャ、見た目はパッとしない

・口数が少ない

・天涯孤独

・人に依存しない

・必要な助けは求める

・どんな人の話もよ~く聞く

・自分の世界を持っている

・人助けを惜しまない

・いざとなったらめっぽう強い

早い話が独立独歩、どこから来たかわからないので神秘的。

そして、誰に対しても全肯定が基本。

そうなんです、「女らしくて自立もしてる」という、今日びの男子が夢中になる好物件というわけです。

ただ、「女性性と経済力の両立」はあくまでツカミの際に有利なだけであって、いざ付き合うとなった時点で力を発揮するのはなんといっても「聞く力」。

モモはほとんど喋らない。

ただじっと話を聞く。

それも、聞いてもらってる、と相手が心底実感できるような匠の域で。

そして、「私はあなたを大事に思ってますよ」を言葉でなく波動で出すもんだから、みんな彼女に夢中になり「悩んだらモモのところへ行ってごらん」となる。

そして彼女の親友というのがイケメンでも美女でもなく。ジジイと売れない作家というのも好印象。

モモのいちばんすごいところは、彼女に自分の話をしていると、悩んでいる人は解決策が見え、ケンカしていた人はそれがばかばかしくなり、スランプに陥っていたクリエイターは活路を見出すということ。

そう、自分というものを丸ごと認めてもらった上でじっくり話を聞いてもらう、というのが、人間にとっていかに大切なことかがわかるかと思います。

そこで大事なポイントなのは、この「全肯定」、いわゆる営利目的でやっちゃダメってこと。

そういうのはすぐにバレます。あくまで本当に「私はあなたに心から関心をもって話を聞いていますよ」という思いをにじませないと、相手には伝わりません。

フェイスブックの「いいね!」にしても、ほんとに共感してくれているのと、いちおうポチって機嫌とっとこう、の違いってあれ、テレパシーレベルで相手に伝わってしまいますから本当に不思議です。

そういう下心が見えた途端、いい男ほど若鮎のようにピューッと逃げてしまう。

ただ、モモのようにだれでも全肯定、ってやっぱり現実的には難しい。

佐伯には絶対できないし、一般人にはちいハードルが高い。

そこで考えたのが、まず「この人なら全肯定できる」という相手から徐々に練習してみてはどうかということ。

これだと自分に嘘をつかずに済むからわりと無理がない。好意って波動で伝わるものなので、相手のことを批判的に見ていると瞬時に相手に伝わってしまう。

だからそれをやらないよう、最初は好意を持てる人を相手に練習する。

そして最後になりますが、そのためにはまず自分を全肯定せねばなりません。

そうです、モモの基本もまた自己肯定

ふだんの自分の言葉づかいから気をつける、自分に対するネガティブな思いをなくす、そういうのもまた、真っ先に波動で相手に伝わるものですからアラ不思議。

というわけで、まずは自分をまるごと認め、モテ道を突っ走りましょう。

ちなみに『モモ』はでっかい本なので、寝転がって読むときは怪我しないようお気をつけくださいませ。(私はしました)