【声を大にして言いたい】すぐヤる女が誰とでもヤると思うな

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【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】第147回

 男の人はすぐに寝る女は嫌いだというけれど、私、実はそういう女の人ってあんまり嫌いじゃないんです。

なぜなら、周りにいるそういう女の人たちには、なぜかめっちゃ魅力的な人が多いから。

なんでだろう、とひそかに疑問に思ってたら、最近仲良くなった年上の女優さんがポロリとこう言っていた。

「あたしね、すぐ股を開く女って好きよ。だってオンナって感じじゃない」

あー、そういうことだったのか。その瞬間、佐伯は風呂から飛び出たアルキメデスのように大いに納得してしまった。

彼女が言う「すぐ股を開く女」というのはいわゆる公衆便所ではない。

「これだ」と思う男がいたらピタリとそいつに狙いを定め、あわよくばその日にでも撃ち落とさん、みたいな気概を持つ女性のことなのである。

だから、こういう女性はどんなに条件がよくても「ピンとこない」相手には見向きもしない。「対象外」の相手に対してはそれこそ貝のようにピタリと股を閉じている。

そして、いったんだれかを「イイ」と思ったら猫科の猛獣のごとくガッとつかまえ、付き合ったその後はよほどのことがない限り浮気しない。

なぜなら、望みの男が手に入っている状態では、他の誰かに「股を開く」必要がないからです。

これぞまさに、自然界における動物の「メス」のあるべき状態そのもの。

だから当然、こういう本能に素直に生きている女性にはオンナとしての「現役感」がある。

魅力的だなあ、と思った秘密はこんなとこにあったわけです。

だから、「すぐ寝る女はイヤだ」という男の人たちに対して佐伯が声を大にして言いたいのは、会ったその日にすぐ最後までいったからって、決してその彼女が「遊び人」とは限らないってことなんです。

案外その彼女は「あなただから」10年ぶりにすぐ股を開いたのかも知れない。

こないだ俳優の黒田勇樹君と対談をしたんだけど、彼もそのとき「誘ったらすぐ来る女の子でも、ちゃんとした子は『ためらい』を見せるからすぐにわかる」と言っていた。ああ、彼女は彼女なりの「覚悟」をもって今日は来たんだな、と。

この意見には大賛成。見てるとむしろ、男あしらいの手練手管にたけている女の子のほうが、すぐには身体を許さずじらしながら、案外、何人もの男を同時に手玉にとっていたりする。

もちろん、すぐには手に入らない女を求める、という男の狩猟本能を尊重することはすごく大事。たださっきの女優さんは「好きになったらすぐ寝るけれど、そのあと一か月ほったらかしなんてザラよ」なんて言っていたので、ようは「すぐにやるか否か」よりも「緩急」の問題なのかも知れない。

卑近な例で恐縮だけど、そういえば佐伯も過去いちばん長く付き合った相手とは、今思えば会ったその日にすぐどうにかなっていた。

「すぐ寝るなんてはしたない」なんて考えが入る余地すらなかった。

そしてやっぱり付き合っている間、いっぺんも浮気しなかった。その間、誘惑がなかったといえば嘘になるけど、やっぱり「いやいやどうもすみません」とザリガニのようにズルズル身を後退させて逃げ帰ってきた記憶がある。

これは私が貞節だからとかいうアピールではなく、本能で相手を選ぶと自然とそうなってしまうのだ。

「これだ」と思った相手と付き合うって、きっとそういうことなんだと思う。

だから、決して「すぐに寝る=軽い女」とは限らないので、男性のみなさん、彼女がすぐホテルなりあなたの部屋なりについてきたら、ただちに「ビッチだ」などと決めつけず、その彼女の「本気度」をさりげなくチェックしてみてくださいね。