強硬手段で都合のいい女からの脱却に成功!?

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【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】第141回

のっけから恐縮ですが、佐伯は今、人生初の「断食」をしています。

 

きっかけは、先日某パーティで向かいの席に座ってた女優さん。たまたま「断食6日目」だったそうで、10日間、レモネードしか口にしないという徹底ぶり。

聞けば二度目の断食だそうで、風邪ひかなくなりますよお、とその女優さんはニコヤカに言っていた。なるほど、見ると肌はピカピカ、何日も食べてないというのになんだかとっても元気そうだった。

 

で、今これを書いてる佐伯も現在「断食5日目」というわけです。

のりやすいというなかれ、こういうキッカケって案外大事なメッセージだったりするの。

ちょうど最近お呼ばれ続きで、いろいろ食べすぎて消化器官が悲鳴を上げてたとこだったのでちょうどいいかな、と思った次第です。

まだ最中なのでなんともいえませんが、正直、最初の二日間くらいは本当にキツかった。頭が食べ物のことでいっぱいで、目の前でパスタなんか食べられると頭がクラクラする。

ただそれも最初の二日くらいで、現在は思ったほどの空腹感はナシ。今もこの原稿を書いてるくらいで、仕事には差し支えありません。

(あの女優さんも舞台稽古の真っ最中だっていってたもんなあ)

そして今朝、体重計に乗ってみてビックリ、始める前に比べてなんとマイナス4キロ。

本当です。いかに今まで、いろいろなものを身体の中にため込んでたのかって感じです。

もっとも、じゃあ痩せたから断食終了、って感じでワーッと食べちゃうと、それこそすさまじいリバウンドが待っているので要注意。

断食は基本、プロの指導のもとに行い、終わったら断食期間と同じ日数の「回復食期間」を設けないと意味がないらしいです。(おかゆとかね)

 

で、前置きが長くなりましたが、この断食、「都合のいい女」扱いされてる女性には断然お勧めって思いました。

なぜなら、以下に挙げるような数々のメリットがあるから。

 

・彼のことを考える余裕がなくなる

夜中に突然呼び出されても喜々として行っちゃったり、会うのはいつもホテルだけ、毎回会うのは今日でやめにしよう、と思ってもなかなか別れられない。こういう泥沼状態から抜け出すには物理的強硬手段をとるのが一番。

こんな時よく言われるのは「旅に出よ」ということですが、なまじ人気のないリゾートなんかへ行くと、考える時間をタップリ与えられて逆効果、なんてことも。

だけど思い切って一週間くらい「断食道場」へ行っちゃえば、もう身体はだるいし考えることは食べ物のことばかりになり、正直、彼のことなんかどうでもよくなる。

実際、「断食」の効能のひとつは「頭の中をカラッポ」にすることだそう。

普段抱えてる悩みごとの占める位置をすべて「肉まん食べたい・・・」というプリミティブな悩みが全部かっさらってしまうわけです。

 

・平常心に戻る

佐伯は常々申し上げているのですが、「都合のいい女」扱いされてる恋愛というのは一種の洗脳状態です。

だってそうでしょう? 本来、恋愛とは楽しくキラキラしてるものであるはずなのに、「都合のいい女」に甘んじてる状態をよしとしてしまってるのはどう考えても正常な状態じゃない。

断食のよいところは、何日か経つと自然と自分の心と身体とがシンクロしてくること。自分が本当に望んでいたことがわかり、本当は自分がどうしたいか、どう扱われたかったかが見えてくる。

これはあなたを「都合のいい女」扱いする彼とズルズルしてる間は絶対に見えない。

それが一定期間距離を置き、自分の気持ちを見直すことで、これまで決して見えなかったと解決策が見えてくる。

 

・キレイになる

これ本当です。私、目の前で実例を見ましたから。

断食をきちんとできる人って妙なカリスマ性があるんですよ。たぶん、自分というものに対するゆるぎない自信ができるせいだと思う。

私がその女優さんに思わず「何かやってますか?」と声をかけてしまったのも、彼女のふるまいがりんとしていて、なんともいえないオーラがあったから。ひとりでいても全然さびしそうじゃないし、独立独歩という感じ。それでいて強がってるふうもない。

そういう人って必ずなにか必ず「特別な秘密」を持っている。そして自分からは決して言わない。けど、聞かれたら案外惜しげなく答えてくれたりするもんです。

 

・インプットの時間ができる

「食」を奪われると人間、必ずなにか他のものを探し始める。本を読んだりDVDを観たり、否応なしにそういうものにハマることで、彼以外のことにいろいろと興味を持てるようになっていく。

ただ、ここで気をつけなければいけないのは、SNSで彼の動向を検索したりしないこと。

こんなのは百害あって一理なし。だから、一部の断食道場では携帯をとりあげたりしています。

これをやっていいのはすべてがふっきれた後、フェイスブックに挙げられた彼の写真を見て「あれ?こんなダサイ男だったっけ?」と再確認する時だけです。

 

・毒出し効果がある

悪い男って酒や麻薬みたいなもので、無理やり自分から断ち切って毒素を抜いてしまわない限りやめられない。そうしないと、とりかえしがつかなくなるまで延々と執着し続ける。

「断食」をやると身体はそれまで消化に使っていたエネルギーを身体の機能回復に回すようになり、たまっていた脂肪を利用して毒の排出をし始める。

長年たまった老廃物やら重金属やらというのは内臓脂肪の中にあって、断食をやるとこれが溶けだして身体の外に排出されるそうです。

同時に、心の中でもこれと同じようなことが起こり始める。長年心の中にたまっていた「自分にとって害になるものや人」が生理的にイヤになってくるの。そしてその代わりに、「自分にほんとうに合ったものや人」を求めるようになっていきます。

 

『断食』は『断色』に通ず。「都合のいい女」状態に置かれている人以外にも、不毛な恋愛を終えた直後の人とか、うまくいかない恋愛にモンモンとしている人にもこれは使える。

この不安に満ちた世の中、大事なのは「自分軸」の確立。

佐伯もこれまで滝行、火渡り、内観、等々、外からの刺激に対抗する「自分軸」を保つためにいろんなことをやってきたけど、いまやってる断食はまた格別。

これが終わったら次はお遍路に挑戦しようかなと思ってます。