アナタの悩みは既に解決されている!?迷ったら経験者に聞け

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昔聞いた話なんですけど、人類がこれまでの歴史で経験してきたすべてのことは、すでに中国人が四字熟語であらかた説明してしまってるんだそうです。

たとえば、

「因果応報」:彼(彼女)にひどいことしたら必ず自分の身に返ってくる

「他山の石」:私はあんなトホホな恋愛の失敗はしないように気をつけよう

「漁夫の利」:人が何年もかけて育てた男を横から来てかっさらったあの女

天網恢恢(てんもうかいかい)」:浮気現場で彼(彼女)とハチ合わせ

 

・・・とまあ、こんな具合なんですが。

つまりはそれだけ、我々の悩みというのは、前に誰かが似たようなことを経験してるっていうわけです。

だったら、その経験則を大いに利用しないというテはない。

なにが言いたいかっていうと、もしあなたが今、なにか恋愛で悩んでることがあるとしたら、今現在、もしくは近い過去に同じような経験をした人を探し、その人から正直な意見を聞いてみるといいってこと。

ところでいま「今現在」か「近い過去」って絞ったのには、実は深いワケがある。

というのは、人間、時間が経つと起こった出来事を脳内で美化してしまうからです。

「あれはあれで貴重な経験だった」

「あれで私は人間的に成長できた」

「もし時計の針を戻されても私は同じことをやる」

みーなさん、こんなの絶対、信用しちゃダメですよー。

人間の脳というのは実に都合よくできていて、ある経験が終わった瞬間からそのことを「自分の都合のよいシナリオに美化」し始める。

だから、浮気男やDV野郎に耐え続けた経験も、時間が経てば愛と涙の麗しい美談に変わってしまうわけです。

そこからは浮気現場を目撃してしまった時のショックとか、髪の毛つかんで引きずり回されたりした時の記憶なんかは抜け落ちている。

それらの「美しい思い出」に都合の悪い出来事は、ことごとく編集段階でカットされちゃうというわけです。

よって、時間が経った人の体験談というのは正直、あんまりアテにならない。

聞くならやっぱり「今まさに渦中で苦しんでいる人」か、「やっとこさ修羅場から抜け出したばかりの人」にマイクを向けるに限る。

そこには必ず、あなたにとって貴重な情報がてんこもりになってるはずだから。

人間ておろかなもので、よほど頭のいい人でない限り、こと恋愛においては何度も同じ失敗を繰り返してしまう傾向がある。頭ではわかっていても、ついあのテの男(女)に惹かれちゃう、ってヤツですね。

ネズミだって電流を流されれば二度とそこには近づかないのに、地上でもっとも優秀であるはずの人間が何度も感電してしまう。なぜか?

人間にはさっき言った「経験を都合よく編集する能力」が備わっているからです。

だから、たとえば「セクシーなDV男」というのに惹かれがちなアナタの場合、前にそのテの男から何度もひどい目に遭ってるのに、次に似たようなタイプの男に会うと「セクシー」の記憶だけがよみがえり、「DV」の記憶がスコーンと無視されてしまう。

そう、いい思い出しか残ってないから、前と同じ失敗を繰り返してしまうんです。

この悲劇を回避するためにはやっぱり「似たような目に遭っている人の正直な感想」を聞くのが一番。

アナタにも覚えはありませんか? 自分のことだとそうは思えないのに、こと友人がひどい男と付き合っている話を聞くと「なんであんな男と!」とあきれ返ったという経験。

これ、ラテン語でいうところの「ダーターファブラ」(名前を変えればことはおまえについて語られている)なんですよ。自分のことに置き換えてみれば一発でわかるはず。

そこに明るい未来はない、その先は行き止まりだよ、なんて、他人のことならわかるのに、自分のことだと途端に見えなくなり、同じ間違いをしてしまう。

これを避けるには一にも二にも訓練の繰り返し、しかないんだけど、自分ではどうしたらいいかわからない、なんて場合はやっぱり他の「当事者」を見るに限る。

もし身近にそういう人がいなければ、本や映画で探すのもいい。あなたの問題を解決する方法は、必ずアドレス帳かツタヤか本屋、あるいはネットの掲示板にある。だからそれを頑張って探すの。大丈夫、人類の歴史上、アナタと同じ悩みを解決した人なんていくらでもいるから。

以上、編集作業がもはやライフワークになっている経験者からの伝言でした☆