完璧じゃないところが愛されポイントな理由

不倫の恋をしていると辛いですよね
そんな辛い気持ちを否定せずに
優しく受け止めてくれます。


こんなお悩みを持っている方はすぐにご相談ください

・自分がどうすればいいのか?よくわからない
・どうしても彼に離婚して欲しい
・とにかく今辛いのを何とかしてほしい
・彼から連絡がなくて不安
・彼がどう思っているのか?知りたい

無料相談する

ID-100122038

【佐伯紅緒のスーパーカミオカンデ】 第115回

佐伯は恋愛コラム大好きだし、自分でもこんなのを書いているけど、最近「私なんだか縁遠くって…」と嘆くある女性と話した時、世間の恋愛市場にはどうもよくない流れができてるなあ、とふと感じた。

過度の自己批判が、独身女性の心のうちを蝕んでいるのである。

 

自分でもこんなのを書いてるくせに何いってるんだ、とか言われそうだけど、ネットでよく見かけがちな「彼氏にやっちゃいけないNG行動」の類を丸呑みにするのは危険だ。

なぜなら、これをあまりにやりすぎると、心のメモリが「恋愛シーンにおいてやっちゃいけないこと」でいっぱいになり、いい恋愛をするための感性とか直観力とかが壊死してしまうから。

「直前のデートの誘いには決して乗ってはいけない」、誰が決めたの、そんなこと? もし相手が、半年にいっぺんしか休みがとれないような忙しい人だったらどうするの。かの恋愛指南ベストセラー本「ルールズ」を読んで研究するとか、もちろん有効じゃないとは言わないけど、あれは恋愛のイロハのわからない女が読むバイエルみたいなものであって、基礎を学んだあかつきには女は即興演奏しなきゃなんである。

それを「最初のデートでは決して身体を許してはいけない」? そんなの、ケースバイケースでしょう。会ったその日に最後までいっちゃって結婚したカップルなんていくらでもいる。

わりと最近、佐伯は「彼氏の部屋まで行ったけど、初デートだから何もしないで帰ってきました♪」とドヤ顔で報告してきた女の子の額をぺちんと叩いた。駄目だよ、ダメ、それ、絶対。男の人って椿の花なの。そんな、お持ち帰りを常習してるヤリチン君だったらまだしも、そもそも男の部屋に入って何もせず帰ってくるなんてルール違反。そんなことしちゃったからアナタ、いつの間にかその彼に「ソフレ」にされてしまったの。

*ソフレ……「セフレ」までもいかない「添い寝だけのお友達」。昨今、嘆かわしいことに激増しているらしい。

かように「マニュアル」というものは劇薬のジギタリスみたいなもので、適切に処方すれば身体にいいけど、ひとつ服用の仕方を間違えると恐ろしく命とりとなる。

しかしインターネットをやっていると、「本命彼女になるための○○個の方法」だの、「無理めの彼を落とすテク」だの、誰が書いたかわからないマニュアルっぽいものが雨後のタケコノのごとくニョキニョキ出てくる。

そういうの、女心で目についたらついチェックしてしまうけど、アリ地獄式に次々とそれらのサイトをクリックしていったら、いつのまにかPC画面がタブだらけになっちゃって、あげくフリーズしてしまった、なんて経験、あなたにはないだろうか(私はあります)。

そしてその結果「私は○○と××をついやっちゃうからきっと結婚できないんだ」って落ち込んじゃう。

たとえば、先日話したその「縁遠い彼女」も、どこで読んだか、ものすごい思い込みを持っていた。

「私、ミネラルウォーター以外の水って絶対に飲めないんですよ。きっとこんなだから、この女生意気だな、って思われて結婚ができないんです」

……ないから。あなたにどんなスペックがあるか知らんが、少なくとも絶対そこじゃないから。

他にも、ワインに詳しい女は嫌がられるとか、ブランドバッグを提げてる女は男に敬遠されるとか、そういう言説、ネットでちょっと調べればいくらでも出てくるけど、こういう言説の怖いところは「一見正しそう」なことである。

でもよくよく考えてみてほしい、そういう「タブー」を全部きっちりクリアした女って、はたして男から見て魅力的だろうか?

化粧もしかり。世の中にはしてるんだかしてないんだかわからないよーなナチュラルメークが好きな男もいれば、ディオールの広告みたいなキッチリメークが好きな男もいる。服装にしてみたってモード系からゆるふわ系、男の好みなんて千差万別。これは極端な例だけど、今まで佐伯が見てきたなかには「カラシニコフが似合う女が好き」なんていうマニアックな御仁もいた。

ようは相性。結婚とは結局のところ、「相性の良い男女がタイミングよく出会った結果、よしいっちゃえー、とノリよく進んだ行為」だと佐伯は思っている。欠点あるからって関係ないの、むしろその欠点のゆえに愛されることが多いのだ。

その証拠に、世の中には「なんでこんなに素敵な人が?」と思うような独身の人もいれば、「なんでこんな人が?」と思うような人が二度も三度も結婚してる人もいる。だから女も、ネットに氾濫してる言説を鵜呑みにして減点法で落ち込むより、自分はどこが魅力的なんだろう、と加点法で生きたほうがいい。

そもそも、さる高名な作家先生が「恋愛とは不名誉な感情である」と言った通り、恋愛とは本来、恥ずかしくもみっともないものなのである。それを「うまくやろう」などとはゆめゆめ思わないほうがいい。ケンカ上等。包丁上等。それを、あれもこれも「恥ずかしい」「みっともない」となっていたら身動きとれないし、だいいち楽しくない。

つまりキモは「あの人の心が知りたいー、あの人に振り向いて欲しいー、ハァ、届かぬ思いがじれったい♪」これです。あ、これ、私のペンネーム「紅緒」の由来になった漫画「はいからさんが通る」のエンディングテーマ曲ね。では皆様、メリークリスマス!